シアバターについて、長く使いそうなので、少々まとめてみました。
色々サイトなどを見ていくと、情報が錯綜してわかり辛いこともあるので、覚書として記載しておこうかと思います。
〈基本データ〉
アカマツ科 シアバターノキの、仁と呼ばれる種子の部分から採取される油脂。
原産国は、ガーナなど。
〈有効成分〉
シアバターの主な成分はステアリン酸とオレイン酸。
その他に、トコフェロール(ビタミンE)、カロチノイド、トリテルペンが含まれています。
※トコフェロールは酸化防止剤としての働きあり。
オレイン酸には乾燥から肌を守る保湿の効果があり、ステアリン酸には抗酸化作用があります。
シアバターは、融点が人間の体温に近い36℃前後であるため肌にとてもなじみやすく、肌の保護力は他のオイルよりもひじょうに優れているといわれます。
天然のビタミンEが含まれ酸化しにくいというのも特徴。肌にツヤと潤いを与えてくれる上に、ベタつきにくく、クリームとして使い易い油脂です。
〈精製か未精製かの選択について〉
精油の香りを引き立たせたい方や、アトピーの方は、精製の物が良いそうです。
未精製ものは、搾っただけなので、精製の段階で失われる成分もそのまま含まれており、一見良さそうにも思えます。チョコレートに似た香りがあり、付けるとその香りは、長時間持続することから、お好きな方には、重宝されると思うのですが。。。
未精製なだけに、アレルゲンもそのまま含まれており、精製されたものより酸化し易く、どちらを使うかは、用途・季節・好み・体質などを考慮し、検討するべきだと思います。
尚、精製の際に失われる成分については、あまり必要としないものなので、気にしなくても良いそうです。
〈酸化について〉
ステアリン酸やビタミンEなどが含まれているため、酸化しにくいとうたっている情報とそうではないという情報が錯綜しています。
生活の木で確かめてみたところ、袋を開けたら、3ヶ月までが期限だそうです。
これでも、キャリアオイル類よりは、持ちが良いということでした。
更に、この時期に自作したものは、常温でしたら2〜3週間で使い切った方が良いそうです。
※開封前、24℃程度での常温保存なら2年程度です。
とはいえ、自分の鼻で確かめながら使うのが一番なので、黄ばむ&油臭くなったら、酸化していると考え、スキンケアとしての使用は、中止した方が安全だと考えます。
★酸化しちゃったら。。。。どうしましょう?
自分の許せる範囲での酸化であった場合は、革製品のお手入れ(靴やカバン、手帳など)に使えるそうですよ!(⌒▽⌒)b
混ざり物が多過ぎたり、油臭すぎて無理。。。という場合は、素直に処分しましょう。。。
(−_−;)
ではでは。
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