2009年11月9日月曜日

ベタな生活日誌(三日月闘病記録。割と長編)

※mixiへの写真掲載は、アルバムにて掲載済。
※外部ブログ「ぱやんの覚書」への写真掲載は、後日編集後、記事内へ掲載予定。

◆2009年11月1日。

ジョ●フル●田ペット館より、突如、赤ベタくんをお持ち帰り。
その際、薬品関連の購入はせず、必須の物のみ購入。

育成場所のサイズは、約縦24cm×横17cm×奥行12cmのアクリルケースに、約12cm程の水位。おそらく、1リットル弱位の水量。
お持ち帰りした水(ケース内の約半分の水量)をケースへ、赤ベタくんと共に、全て投入。

後の半分は、水道水に「熱帯魚の水できちゃった」(お試しサイズ)という、ちょっとふざけたネーミングだが、ちゃんと麦飯石水が入っている水質調整剤を投入し、カルキを抜いて、少しずつケースへ追加。(同じ土地の水を使用、ブラックウォーター等を使用した後の水とも思えず)
PHショックは、一切見られなかった。

この時、水温は23度→21度→22度にはなったが、20度以下にはならなかったので、ヒーターの設置は見送った。

◆2009年11月02日。

寒い。
でも朝の水温は、21度有ったので、ちょっと心配しつつ、「大丈夫だろう」と判断。そのまま出勤。
夕方、気温が更に下回ったので、仕事終了後に急いで帰宅。
水温が、19度を下回ろうとしていたので、大至急、サーモスタット機能付き水中ヒーター導入。買っておいて良かった!

水中アクセサリーの一つも入れていなかったので、日中、猛烈に暇だったのか、ヒーターのコードとケースの壁の狭い間を無理矢理通ったりしていた。
好奇心(攻撃心)旺盛な種類だから、設置の最中から、傍らで「じーーーっ」と見ていたのよね。
気を付けるべきでした。

この時、肉眼では判らなかった程度に、顔と頭の粘膜が傷付いてしまったようで。
それが判ったのは、翌々日でした。

ただ、この日、日中にコップへ移しながら飲んでいた(容器を使おうと思って、500mlペットボトルのものを口を付けずに飲んでいた)天然水の余りを持ち帰り、ヒーター導入後、少量の水の換水時に水道水と共に使用したので、水質変化で肌荒れも併発したのかも…。
天然水追加水量は、500mlの約4分の1弱。

天然水の硬度が約7だから、ケース内の水が酸性に傾いていたところに投入したわけで。
うっかりしていました…。
ただ、チョロチョロと入れていた時は、傍に寄ってきて喜んでいたみたいでしたが…。

もしや、水中の空気、足らない?(汗)
一応、エアレーション無くても大丈夫なんだよね?(疑いの目)

※換水しても、設置時より、うっすら残っていた白い濁りがとれず。暫くすると、水は透明になるはずではなかったっけ?麦飯石成分入っているはずなるだけどなぁ。餌の食べも悪く、とても心配…。
夜も、しばし灯りを付けて、暫く様子を見ていたけど、食べていない。
(何となく口に入れて、出してしまう)
餌は、二種類購入していて、ソフトタイプ赤虫系には目を向けただけだったので、もう一つの「ひかりベタ」をあげていたのですが。
時間かけたら食べられるかと、時間開けて様子をみてもいたけど、ここ数日間、ふやけた物がケース内から3つ消えただけ。
もしや、粒が大きくて飲み込めない?
…えぇ?専用餌なのにぃ?!?
( ̄□ ̄;)!!


◆2009年11月03日。

朝。起きてびっくり。
うひょーぅっっ!( ̄□ ̄;)!!

心配していたことが、現実となってしまった。
朝、起きたら、三日月(「みかづき」と命名)の顔と唇と頭に、白いポワポワしたものが!
頭にある白いポワポワは、良く見ると、小さく表皮が捲れているようにも。

しかーし。前回の買い物で、購入を見送ったため、薬がないっ!
(薬買わなきゃ…と思い込んでいた自分、縁起でもないと、気持ちを振り切ったのでした。ケチったわけではない(汗))

大至急、半分の換水、岩塩の粒にて、1%の塩水浴へ切り替えを行った。
ダッシュで、ホームセンターへ。今日が休みで良かった!

ホームセンターにて、「ベタを飼おう」という本を発見。
立ち読みして、病気のページを見ていたら、「顔、唇、頭に白いものができ易い。その病気は、…(マウスフンガス?…衝撃で、名前忘れました)といい、致死率が高い」と。
細菌性なので、グリーンFゴールド等の黄色の薬剤が良いと。

ついでに、ニューグリーンFも買っておいた。
手持ちにお金があれば、パラザンDも欲しかったけど(実は、これでブラックモーリーを救ったことがある…効いてたと思う。多分、知っている範囲内で一番強い薬(汗))、他に必要な物を買ったので、取り敢えず見送り。

帰宅後、すぐに薬浴開始。
水カビ病であれば、初期なら助かるはず!

でも、心配…。泳ぎに力が感じられないし。てか、底で止まってる?。
ゆっくり休んで、助かってくれぃっ、三日月!

来たばかりじゃないか!


水質悪化を防ぐため、三日月が体感出来ないくらいの弱いエアレーションを、同時に行った。
(止水域棲息の生物なため、流れが苦手なんです)
これが、意外と役にたったらしい事が判るのは、後日のこと。


◆2009年11月04日。

さみーよ…
でも、ヒーターが着いてるから、水槽と鳥かごは平気だよ♪(人間様は、自室なら無くても平気だ(笑))

というわけで。
1%塩+薬+エアレーションの三日月の住まいは、昨日まで、薬の黄色い水に白濁り少々といった感じでしたが、何故か、若干、透明度が増した様な。

それと共に、三日月も少し落ち着いてきたよう。
今日が平和に過ぎてくれますように。

薬浴中は、食事を与えると体力を消耗するとネットて見たのですが、やはり心配なので、浮上性のひかりベタを二粒水面に落としてみて、見向きしなかったら、すぐ撤収しようと考え、落としてみた。

結果。
目線だけ。
「何か、有るような…」で終わった
( ̄▽ ̄;)………撤収。


ま、まぁ、ゆっくり休んでくれぃ。


◆2009年11月05日。

一段とさみぃっ!
水槽の温度は、23度。

朝、水槽を覗きこんでみたら、白いポワポワが減ってるんでないかい?ということに気が付いた。
(いやん、嬉しいっ♪)

しかし、ここが肝心。
白いポワポワが無くなった後は、まだ修復中の白い皮膚が見えるのですが、これが落ち着いて、赤い表皮に変わるまで、油断は禁物。

帰宅後、23度では寒かったのか、ヒーターの裏に体はめた状態で寝てるところを発見。丁度良いスペースであったらしい。
(けど、焦ったわ…顔見えなかったから、逝ったかと…)

火傷するほど高温にならないものであったから良かったものの、やはり危ないので、横になっていたものを、縦に設置し直し。
(後日談:この方法は、有効らしいとネットで確認)

その代わり、初日に水中ヒーターと悩んだ結果、購入を見送った、「パネルヒーター」を追加購入。
そんなこともあろうかと、君のために、帰宅時、買っておいたのだよ、三日月くん。
ついでに、やっぱり濾過は付けることにしたよ。無理のかからなさそうな、最弱流量のものがみつかったさ。
(テトラ社のものです)

という独り言はとにかく、パネルヒーターは、水槽の下に敷いて、使用。これで、水温を26度位に保ってくれるはず。
但し、外部の気温にかなり左右されるとの説明があったため、いざという時のために、水中ヒーターは縦のまま、使用継続することにした。

エアレーションの代わりに、エアレーションと濾過の両方を兼ねているフィルターを付け、エアポンプを限界まで弱めて終了。
(泡はプクプク、水はタラタラに近い状態。フィルターの水吐き出し口から水面迄の距離、ほぼ無し)

この日、夜より餌を、乾燥赤虫とメダカ用フレークへ変更。
赤虫は、大成功。狙いを定めて、飛び付いて食べていた(姿が生餌に似ているせいもあるのかな?)。
…が。
メダカ用フレークは、失敗?
一粒(一枚?)以降、物を確認するだけとなってしまった。赤虫でお腹満足したのか、細か過ぎて自分のご飯と認識できなかったのか、微妙ー…。


◆2009年11月06日。

朝、乾燥赤虫を飛び付いて食べていた。
調子は上がって来ているみたい。白いモヤも消滅し、赤い表皮に成りつつあるのですが、唇の白さがまだ際立っているので、換水三分の1強の後、塩とグリーンFゴールドを、換えた水量の分だけ追加投入。
具合の悪くなるのは一瞬、治すには時間がかかりますな…。気を付けてあげたいものです。

調子も上がってきたことだし、ヒレが粘膜で固まらない様に、今日から鏡を使ったトレーニングを開始。
他の雄への威嚇や、雌への求愛のため、フレアリング(各ヒレとエラを全開にする行為)という行動を取る種類の魚なので、鏡で己の姿を見せて、ヒレを開かせ、美しい姿を保つためのトレーニングです。

一度、粘膜によってヒレが束状にくっついてしまうと、自然と開くことは二度と無いそうなので。

鏡を数分立てておけば良いそうなのですが、本日は、飼い主自ら鏡をかざして観察♪
見事にやってくれました。
バッと開くエラ(エリマキトカゲみたい)と、優雅なヒレ。
美しい…←親ばか。

調子が悪かったり、気分が乗らないとやらないらしいので、健康チェックにもなりますね。

雄らしい気質の保全にもなるそうです。


◆2009年11月07日。

今日も、赤虫を美味しそうに食す三日月。
でも、赤虫だけでは、偏食になるのてはないかと、ちょっと心配。

そんな時、ネットで「ひかりメダカ」(乾燥イトミミズ)を発見。
…え?あんまり変わらないだろうって?
いやいや、きっと味も赤虫とは変わっていて、乾燥餌だから、栄養もちょっと調整されているはず。(ビタミン強化とか)


気になるお店も発見。
丁度、薬を抜いた後に必要になるもののことも考えていたので、ちょっと遠方にはなりますが、京成町屋までお出かけ。


トロピランドという、都心最大との謳い文句の観賞魚・熱帯魚の販売店です(何故か、ハムスターと昆虫の小さなコーナーがあったのですが…面向きは販売、実は…あまり余計なことを妄想するのはやめよう)。


確かに、水槽の数、海水魚・淡水魚・水草の種類は豊富でした。
ちょっとした水族館の様で、癒されましたー。
中々行けるとこではなさそうだから、隅々まで見ていたせいか、三日月のお買い物に悩み、2時間程滞在し、怪しい客になっていたかもしれません。

購入したのは、
・ウィローモス(水槽底に直接植える為のネット付き)
・流木S(あく抜き処理済み)
・PHテスト用紙
・PH6.5タブレット
・ひかりメダカ
・水草の重り

…でした。うーん、最低限のラインを、超えられない私。
本当は、水質調整のためのブラックウォーターや、バクテリアの環境を整える濾過剤も欲しかったのですが、この日は、チェックだけを行い、終了。

代わりに、水作りと水草の維持のため、帰宅途中のスーパーにて、1.5リットル保存ビンを購入、ウィローモスと流木のみの水槽を起ち上げ(万が一にも、他に病気を持ち込みたくないのと、三日月で手一杯なうちに病気の仔を出したくないので、生体無し)。
薬が抜ける間に、水草の様子を見ながら、水を作っておこうと思います。

しかし、エアポンプの音が二つになってしまったので、早いとこ一つにしたいなぁ。
(ウィローモス側のエアポンプの音が、三日月のとこに設置している物よりうるさいので…一時的な設置なので、良いのですが)


さて。どうなることやら。


◆2009年11月08日。

ウィローモスの水槽へ、三日月には不評であったメダカフレークを、養分代わりに極少量投入。
とはいえ、明日には瓶底掃除してしまいますが(カビが怖いので)。

魚ではなく、エビでも入れておこうかしらん?
どうも、生き物がいないと、上手く水草が育たない(養分不足)らしいのよね…。あ、でも専用の栄養分をあげれば良いかな。
買ってくるか。


三日月の方は、唇が気にはなるものの、このまま完治を待つのみ。
今日あたりから、LEDライトを少しずつ充てて、薬効成分の無効化を進行させていくことにした。

明日は、三分の1の換水を行い、徐々に真水を目指します。